早起きで得する5つのこと
早起きが苦手な人って多いと思う。
なぜか夜は活動的になってしまう。その結果、朝起きるのがつらくなって、可能な限り遅くまで寝ていたいと思っちゃう。そのためにならば、化粧の時間は短縮するし、朝ごはんだって抜く。
はい、これまんま私のこと。
でも、「早起きは三文の徳」というし、実際にはどんな徳があるのか調べてみたら、なかなか興味深いことが分かったので、共有するね。
①朝食の時間が取れる
朝食を取ることにはやっぱりメリットがある。
朝食を食べる人は、食べない人と比べて一日を通してより健康的な食事を選ぶというデータが出ている。
朝食を食べることと、健康的な食事内容を選択することに直接的な因果関係があるのかは定かではない。
単に、食や健康に関心があり食べるものに気を使っている人は、朝食をほかの人よりも重視しているだけかもしれないけれど、このデータは興味深い。
また、朝の時間に余裕があると簡単に済ませられるチョコレートバーやシリアルといったものより、フルーツなど時間はかかるがより体に良いものを食べることができる。
②安定した睡眠のスケジュールが立てられる
早起きをするためには、ある程度早い時間に寝る必要がある。
そのため、早起きを習慣にすると、同時に早寝も習慣になり、寝る時間と起きる時間が安定してくる。
そうすると、睡眠と体内時計の質が上がり、精神的にも身体的にも健康的な影響をもたらしてくれる。
③朝に運動ができる
みんなが寝ている朝ならば、邪魔されることなくエクササイズができる。
朝の運動をすれば、一日中エネルギーに溢れた気分の良い状態で過ごすことができるだろう。
④静かな時間を過ごせる
みんなが起きていない、静かな時間を確保できる。
静かな時間には集中力が上がる。それだけでなく、朝の脳はより正確でより賢い方法で物事を捉えることができるので、午後と比べてよりいい決断や考え方をしやすい。
これらの理由から、早起きをすると創造性やパフォーマンスが上がる。
そのため、朝は重要なタスクをこなすのに向いている。
成功している人に早起きが多いと一般的に言われるのは、このためではないだろうか。
⑤気持ちに余裕ができて、ポジティブになれる
時間に余裕ができるので、急ぐことにより引き起こされるミスで気分が落ち込むことが防げる。
また、早起きをして、早く家を出れば通勤ラッシュが避けられる。あの満員電車が好きな人はなかなかいないと思うし、あれがもたらすストレスは少なくないだろう。
そして極めつけは、夜更かしはネガティブな思考を引き起こすというデータがあること。
思っている以上に、睡眠とメンタルは結び付いているみたい。
では、どうやったら早起きができるのか
①少しづづ習慣にしていく
いきなり出来るようになる人はいない。少しづつでいいと自分に言い聞かせて、できない自分を責めないようにしよう。
②決まった時間に早く寝る
今より早く寝なきゃ、今より早く起きることは難しい。そして、決まった時間に寝ることでどんどん体内時計が調節されて行って、朝早く起きやすくなる。
③起きたい時間よりも少し早めにアラームをセットする
早起きするのに慣れていない人は、初めはつらいので、アラームが鳴ってから起き上がるまでに時間がかかる。もうそれを見越した行動に出よう。
④目覚まし時計を起き上がらないと止められない場所に置く
もう無理やりベットから出させる。それくらいしないと、朝が苦手な私みたいな人は起きられないはず…。
⑤起きたら電気をつけるか日光を浴びる
光を浴びることで、体内時計がリセットされて体が活動開始モードになる。
⑥早起きをする理由を明確にする
なぜ早起きをするのか、早起きしたらなにがしたいか、を明確にすると、起きることが楽しみになる。あくまで目的は「早起きを楽しみにすること」なのでできるだけポジティブな理由が好ましい。
⑦寝る前はあまり食べない
満腹で寝ると、胃が消化のために働き続けるので脳が興奮してしまい、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなったりと睡眠の質が落ちる。
やっぱり、早起きは仕事や勉強の面でも、心や体の健康の面でもメリットがあるので、とりあえず明日は六時に起きてみようかな。