【おうちカフェ】お休みの日の朝は、パンケーキを焼こう - 英語やって、デザインして、学生してたら一日が終わる。

自然と目が覚める日曜日の朝。

平日と違って、目覚ましのやかましい音に起こされない朝は、こんなにも美しいのかとびっくりする。

しかも、そういう日に限っていつもより早く起きられるんだから不思議だ。

目を擦りながら、カーテンを開けて窓を開けると、冬だったときよりも暖かい風が入ってくる。

「いつのまにか今年も春が巡ってきたんだなぁ」と思いながら、深呼吸をする。

何も予定がない日曜日。私の好きにしていい日曜日。まるで、人生の舵を切っているような気分。

本当は人生なんて自分のものなんだから、自分で舵を切っていいはずなのに、いつの間にか他の人やものに操られていたりする。

そんなことを考えながら、窓の先にある庭の緑を眺めていたら「ぎゅぅ」とお腹から音がした。

「お腹すいたな…」

何を食べようか考える。

そう、今日は自分で舵を切っていい日だよ。自分の好きなように1日を描いていい日。

そのスタートを切る朝ごはんは何が食べたい？

「パンケーキ！」

パンケーキは東京のカフェで食べたことがある。

口の中でバターの香りがふんわり広がった後に、まとわりつかないメープルシロップの控えめな甘さが加わって、気づけば「おいひ〜」と目がとろとろのハの字になる。

しかし、そんなパンケーキにでさえ、欠点がある。

値段だ。高い。高い。高すぎる。

小麦粉とお砂糖とベーキングパウダーとミルクと卵をぐっちゃぐちゃに混ぜて、ぽとんとバターを落としたフライパンの上で焼くだけのあいつが、なんで1500円もする！！！！

しかもカフェのパンケーキは量が多い。本音を言っちゃうと、あれの半分の量でいいから値段も半分にして欲しい。

まあ、そんなことを心の中で思ったところで、カフェのメニューは変わらない。

だから、自分で作っちゃおうってわけ。

自分でカフェ開いちゃおうってわけ。

食べたいときに、作りたいときにだけ開店する我が家のおうちカフェ。

今日は休日だけど、おうちカフェは開店するみたいです。

「いらっしゃいませ〜」

レシピはホットケーキ。

カフェで食べたのはパンケーキ。

何が違うのでしょうか。

調べたところ、ホットケーキはパンケーキの一種なんだそう。

パンケーキとは、お鍋で焼いたケーキを指す言葉。

一方でホットケーキは、昔々にパンケーキを薄餅と訳して紹介されたものが、デパートでホットケーキという名前で売り出されて広まった、いわゆる「日本語」だそうです。

まあ、そんな細かいことは置いておいて、パンケーキだかホットケーキだか、あの美味しいやつが大好きです。