コンポスト可能な自然に還るビニール袋?!

生活していれば、毎日当たり前のように出るゴミ。それをまとめておくのに、たくさんの人が使っているのはビニール袋ではないでしょうか。

 

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わたしもそのうちの1人です。以前、ビニール袋をゴミ袋として使うのを控えようと試みたのですが、自宅のゴミ箱パンパンに詰まったゴミをマンションにあるゴミ捨て場まで持っていくのが不便になり、なかなか持って行かなくなり、部屋が荒れ狂うという最悪の展開に…。

 

この経験を通して、環境に配慮して何かを使用することをやめることは、もちろん大切なことだけれど、突然全てを完璧にしようとするのではなく、自分に出来る範囲で一歩一歩やっていかないと、生活事態がうまくいかなくなるのだと学びました…。

 

まず、なぜビニール袋の使用を控えようと思ったのか

 プラスチックからできているビニール袋は、埋め立て場で分解されるのに約10年から1000年かかると言われています。

そして1年で、800万トンのプラスティックがゴミとなっているそうです。

それらが原因となり、1年間に100万羽の海鳥や10万もの海の動物が、誤ってプラスティックを食べてしまったりして亡くなっていると言われています。

さらに、海に流れ着いたプラスティックを魚たちが食べることによって、2050年までには、海の魚に今よりもプラスティックが含まれると予想している科学者もいます。その魚たちが私たちの食卓に上ることを想像すると、私はプラスティックは控えなきゃなぁという気持ちになります…。

 

ゴミ袋を使わないと部屋が荒れ狂う。じゃあどうする?

 

さあ、ここで問題発生。部屋を綺麗に保つためにビニールのゴミ袋を使いたいけど、使いたくない。

悩みに悩んだけど、ここで諦めてたまるか!と解決策を悶々と探し続け…。

こちらの商品を発見しました!

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https://biobagworld.com.au

 

コンポスト可能なビニール袋

 

これは、コーンスターチから作られたビニール袋で10日から45日で分解されて自然に還るというものです。

 

使わないに越したことはないのだろうけれど、できる範囲で環境に配慮した生活を送るのも大切だと思い、こちらの商品を使っています。

 

初めは、すぐ破れたらどうしようと不安な面もありましたが、そんなこともなく、特に不便を感じることは今の所ないです。

 

 

しかし、実際にコンポストしているわけではない…。それでは意味がないのか?

現在、お庭がない学生寮に住んでいるので、コンポストをしていません。(できるならものすごくしたい…。)

「そもそもコンポストって何?」というご質問の回答はこちらです。

コンポストとは、有機物を微生物の働きで分解させて堆肥にする処理方法、またはその堆肥のことをいいます。 コンポストとは英語で堆肥を意味するCompostからの言葉です。 有機物としては主に生ごみ、下水や浄化槽の汚泥、家畜の糞尿、農産物廃棄物などが使われます。

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コンポストをしなければこのゴミ袋を使っても、プラスチックの袋を使っているのと変わらないのではないかと悶々としていたところ、今回購入した商品の会社からインスタグラムでこんなメッセージをいただきました。

 

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簡単かつ適当に訳すと「コンポストをしなくても、プラスチックのビニール袋を使うよりずっと環境にいいです。」といった感じです。

 

このごみ袋を使うといった私の選択は間違っていなかったと背中を押してもらった気分でした。

 

とはいっても、まだまだジレンマはある…。

正直、コンポストをできていない自分に納得いかない部分もあるし、なぜコンポストをしなくてもこのコーンスターチからできた袋のほうが環境に良いのかと疑問が残ったりもしますが、100%完璧にすることより、自分にできることを、できる範囲で続けていくことを大切にしようと思います。